KUMINO工房様のご協力のもと安来市産材を利用したつみきをリリースします。
島根県安来市産材 KUMINOストーリー
~先人たちのSDGs~
「ハガネの街」安来市は中国山地へとつながる大河と天然の良港に恵まれ、昔からたたら製鉄の港町として発展しました。今では安来ハガネとして世界的に有名なブランドを持ちます。
中国山地では良質な砂鉄がとれることで、古よりたたら製鉄と言われる独特の製鉄技術が発展しました。この地安来市においてもたたら場が数多くありました。
この製鉄産業には木炭が大量に必要でした。よって製鉄産業と共に木炭産業も盛んで多くの木材が使用されました。年間60回の操業で生木50t・森林面積60ha分の木材が使用されます。これは甲子園球場15倍分相当になります。これほどの森林資源や鉱物資源を使ったのにも関わらず、我々の住む故郷の森は今でも豊かです。なぜでしょうか?木材だけではありません、大量の土砂も必要としたため広大な面積の山をも崩しています。
先人たちはただ自然資源を使うことだけで終わることなく、きちんと森を守り切り崩した山を棚田に変え現代にまで残してくれています。(奥出雲・仁多米は有名)このような持続可能な社会、文化生活の構築をSDGsという言葉のない当時の先人たちはすでに当たり前に行っていたことがよくわかります。
たたら製鉄や安来市の歴史の背景とともにSDGsの理念や資源の流用性、循環型林業の世界を感じ自然環境保護へと興味関心を持つことにつながり伝えていきたく、安来市産材のつみきをKUMINO工房様とコラボし作りました。遊びの中で是非この伝統技術や生まれた文化、森林について感じ取っていただけると幸いです。
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